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裳華房メールマガジン (Shokabo-News)
バックナンバー(No.320;2016年1月号 2015年下半期分野別売上げランキングほか)

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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆   Shokabo-News No.320                2016/1/18   裳華房メールマガジン 2016年1月号   https://www.shokabo.co.jp/m_list/m_list.html ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ★目次★ ─────────────────────────────────── 【1】[連載コラム]松浦晋也の“読書ノート” (第21回) 【2】[連載コラム]裳華房 編集子の“私の本棚”(第34回) 【3】2015年 裳華房 刊行書籍一覧 【4】裳華房の分野別売上げランキング(2015年下半期) 【5】お知らせ&編集後記 ─────────────────────────────────── 【Web連載コラム】数学者的思考回路〜夢と妄想のはざま〜 第5回 素数定理を紐解く〜後編〜(大野泰生・谷口 隆 共著.1/13掲載) https://www.shokabo.co.jp/column-math/ ─────────────────────────────────── ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】[連載コラム]松浦晋也の“読書ノート” (第21回) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ノンフィクション・ライター/サイエンスライターの松浦晋也さんと鹿野司 さんに,お薦め書籍や思い出の1冊,新刊レビュー等をご執筆いただきます. 今回のご担当は松浦晋也さんです.  ・バックナンバーはこちら→ https://www.shokabo.co.jp/column/ ─────────────────────────────────── ◆ 救われない代替医療の実態 ◆ ● ポール・オフィット 著『代替医療の光と闇 −魔法を信じるかい?−』   (地人書館)  個人的な話だが、私の父は12年前にガンで他界した。再発を繰り返し、病状 が進行すると父は一切の医療を「もうつらいことはしない」と拒否した。そし て「なすべきことをし終えた者はいつまでも生きるべきではない」と言って死 に支度をはじめた。たまったものではないのは家族のほうで、医療を拒否した 父のために、なにか効果があるものを、と代替医療にすがった。キノコのエキ スに海草からの抽出物、北米原住民のハーブからアンズや梅の種などなど、ど れも結構な値段がした。父はそれらすべてを「そうか」とだけ言って服用した が、それはむしろ自分が治癒するためではなく、自分を気遣う家族の気持ちに 配慮した結果だったのだろう。半年後、父はこの世を去り、家族は高いカネを 払った代替医療のサプリメントはガンには効かないという現実を知った。  考えてみれば当たり前で、本当に効果があるものならば、莫大なコストをか けて鵜の目鷹の目で新薬を探索している製薬会社が放っておくはずがない。本 当に効果があるならば、すみやかに正規の医療に取り入れられる。  では、そうではない、効かない代替医療は消え去るのか? しかし今、私達 の周囲には様々な代替医療サービスが存在している。目の疲れに効く、関節痛 に効果あり、前立腺肥大に悩む方へ、ストレスの多い人向けに鎮静効果がある などなど、さまざまなサプリメントが、薬局のみならずコンビニエンスストア でも販売されている。難しい病気に効くとするサプリメントもある。薬事法違 反すれすれの方法で、ガンに、アトピー性皮膚炎に、認知症に、それぞれ効果 を示唆するサプリメントや治療法は後を絶たない。  今、効かない代替医療は、ビジネスとして社会に浸透しているのである。  『代替医療の光と闇 −魔法を信じるかい?−』は、そんな代替医療の実態 を明るみに引きずり出す快著だ。邦題は「光の部分もあれば闇の部分もある」 という両論併記の内容を示唆するが、原題は“Do You Believe in Magic?” (魔法を信じるかい?)。つまり、代替医療は魔法のような荒唐無稽のものだ とはっきり主張している。原題が、邦題では副題に回ってしまうあたり、代替 医療の蔓延ぶりを示しているようではある。なにしろ、出版業界は代替医療の ハウツー本でかなりの収益を上げている。  本書は、1977年にホジキンリンパ腫というガンにかかったジョーイ・ホフバ ウアーという少年の話から始まる。このガンは、1977年時点でもかなりの治癒 率が見込める“たちの良いガン”だった。ところがジョーイの両親が、現代医 学に疑問をもって治療を拒否し、代替医療によって治療しようとした。病院が 社会福祉局に連絡したことで、ジョーイが治療を受ける権利を巡る法廷闘争が 発生する。両親と代替医療の側も弁護士を立てて争う姿勢を示した。  ジョーイの両親がすがったのはレートリルという“薬”だった。梅やアンズ などの種子に含まれ、加水分解で有毒の青酸化合物を発生する化学物質である。 この青酸化合物がガン細胞を選択的を殺すという売り文句なのだが、実際問題 としてその効能は確認されておらず、むしろ健康被害をもたらす可能性が指摘 されている。それでも、レートリルは梅やアンズから得られる“自然の物質” ということで人気を集めた。その合法化はアメリカにおいて社会運動――それ も極右政治団体が主導する社会運動――となり、1976年にアラスカ州が合法化 したのを皮切りに、続々と各州がレートリルの解禁に動いた。  「ほとんどのアメリカ市民がレートリルの合法化に好意的だった。1980年   にはレートリルは年10億ドルの産業となっていた。」(本書p.17)  ジョーイの裁判は一人の俳優により悲しい結末へと向かう。ガンを患った映 画俳優のスティーブ・マックイーン(1930〜1980)が、レートリルによる治療 を試み、同時にレートリルを宣伝したのだ。アメリカにおいて代替医療は、だ いたいにおいて規制の緩いメキシコにクリニックを設置する。マックイーンは メキシコのクリニックでレートリルによる治療を受けていた。マックイーンの 影響力は大きく、裁判は代替医療側が優位に進む。その間もジョーイの病状は 悪化し、ついに死去。その数か月後、マックイーンもまたこの世を去った。  現在、米国食品医薬品局(FDA)はレートリルの販売を禁止している。  レートリルの例は、代替医療が世に広がるプロセスの典型だ。まず「自然の 物質」「穏やかな効き目」「副作用がない」といった耳当たりの良い宣伝文句 がある。薬効のない物質でも信じてしまえば効くというプラシーボ効果が存在 するので、実際は効かなくても全然構わない。対象となる病気は、ガンのよう に苦痛や不快感が大きく、現代の医療では治りにくいものがよい。  すると文字通り“藁にもすがる”ようにして、患者が集まってくる。彼らは 本当に困っているので、金に糸目はつけない。集まってきた患者をプラシーボ 効果で洗脳して信者にすれば、勝手に代替医療を宣伝して拡げてくれる。マッ クイーンのような有名人を信者としてつかまえることができれば、広告塔とし て役に立ってくれる。すると、効果的な集金マシンができあがる。  集まった巨額の資金を使って政治家に働きかければ、代替医療の合法化も可 能になる。いったん巨大市場になってしまえば、そこで働く人も増えるので、 政府であってもおいそれと非合法化はできなくなる。つまり儲け放題だ。  このようにして成立した巨大市場が、サプリメント市場だ。おそらく、この 文章を読んでいる方の中にも、日常的にビタミン剤などを服用している人はい るだろう。では、それらは本当に効くのか。  「効かない」と著者はばっさりと切り捨てる。そもそもきちんとした食生活 をしていれば、ビタミン類が不足することはそうそうあり得ない。最初から不 足していないのだから、大量摂取しても意味がない。それどころか脂溶性ビタ ミンは過剰摂取すると有害だ。  サプリメント市場成立の経緯は、本書の白眉というべきだろう。まず、多大 な業績を挙げた化学者のライナス・ポーリング(1901〜1994)が、晩年になっ て大量のビタミンCを摂取することで大抵の病気を予防できると間違った主張 をしたところから始まり、やがてビタミン製剤が儲かると気がついた者らが、 政治に働きかけてサプリメントを合法化し、ビジネスへと仕立てる過程が詳細 に記述される。  個人的には、政治の側からサプリメント推進の中心に立ったのが、米上院議 員だったウィリアム・プロクシマイアー(1915〜2005)というのが興味深い。 プロクシマイアーは、米政府の“科学技術に対する無駄な支出”を糾弾したこ とで有名で、アポロ計画反対の急先鋒だった。反科学技術の姿勢を明確にして いた議員が、サプリ市場確立に力があったというのはあまりに出来すぎた話で ある。  全編この調子で、著者のオフィットは、代替医療を、1)実際の効能、2)市場、 3)政治という三つの側面から切って切って切りまくる。明らかになるのは、ほ ぼすべての代替医療は無意味で場合によっては有害、にもかかわらず巨額の金 が動く市場になっており、金経由で政治をも動かしているという実態である。 あなたの知っているあれもこれも、オフィットは証拠を示しつつ「効果はない」 と、まっぷたつにする。  すべての人が読むべき一冊である。特に身内にやっかいな病の病人がいるな らば、騙されないための必読書だ。 【今回紹介した書籍】 ● 『代替医療の光と闇 −魔法を信じるかい?−』 ポール・オフィット 著,ナカイサヤカ 訳/四六判/368頁/ 価格(本体2800円+税)/2015年9月刊行/地人書館/ ISBN 978-4-8052-0887-8 http://www.chijinshokan.co.jp/Books/ISBN978-4-8052-0887-8.htm 【松浦晋也さんのプロフィール】 ノンフィクション・ライター.1962年東京都出身.現在,PC Online で「人と 技術と情報の界面を探る」,日経トレンディネットで「“アレ”って何? 読 めばわかる研究所」,日経テクノロジーで「小惑星探査機はやぶさ2の挑戦」 を連載中.主著に『小惑星探査機「はやぶさ2」の挑戦』『はやぶさ2の真実』 『飛べ!「はやぶさ」』『われらの有人宇宙船』『増補 スペースシャトルの 落日』『恐るべき旅路』『のりもの進化論』などがある. Twitterアカウント https://twitter.com/ShinyaMatsuura       「松浦晋也の“読書ノート”」 Copyright(C) 松浦晋也,2016 次回の「読書ノート」は鹿野司さんにご執筆いただきます.どうぞお楽しみに! ※本コラムは本メール配信約1か月後を目安に裳華房Webサイトに掲載します. https://www.shokabo.co.jp/column/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】[連載コラム]裳華房 編集子の“私の本棚”(第34回) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  編集部の有志が月替わりで,思い出の一冊やお薦めの書籍などを語ります. ─────────────────────────────────── ◆ 科学者の随筆集,この一冊から始めてみます ◆ ●寺田寅彦 著『寺田寅彦 科学者とあたま』(平凡社)  編集者Dです.  ちょうど1年前の本コーナーで『ドミトリーともきんす』を取りあげてから 科学者の随筆集が気になっていた今日この頃,なにから読もうか迷っていまし たが,今回は『寺田寅彦 科学者とあたま』をご紹介します.  科学者で随筆にも定評がある人は?となったとき,まず名前が挙がるのは寺 田寅彦氏という場合が多いのではないでしょうか.戦前に活躍した物理学者の 一人で,夏目漱石の小説の登場人物のモデルにもなったとされています.  寺田氏は数多くの文章や著書を残しており,選書や全集も刊行されています. さらに,すでに青空文庫に収録されている文章もあります.読みたいと思えば 叶いやすい状態なのですが,選択肢の多さが悩ましくもあります.また,現在 では書籍としては手に入りづらいものも多くなってしまいました.  そんななか書店で見つけたのが本書です.理学書の棚でとても目立っていた 本書,ひとことでいうと装丁がとてもおしゃれなのです.新書のハードカバー という手に取りやすい大きさと読みやすい文字組みで,収録されているのも 「津波と人間」など有名なものばかり.もっと読みたい人へのブックガイドも 充実しています.ちょっと読んでみたいけどどこから手をつければいいのかと お悩みの方(私です)にぴったりの一冊です.  本書は平凡社からの新シリーズ「STANDARD BOOKS」の一冊として刊行され ています.続刊として中谷宇吉郎や牧野富太郎,朝永振一郎などの名前がライ ンナップされていました.著者も装丁も今後が楽しみなシリーズです. 【今回紹介した書籍】 ●『寺田寅彦 科学者とあたま』 寺田寅彦 著/B6変形判/224頁/定価(本体1400円+税)/2015年12月刊行 平凡社 STANDARD BOOKS/ISBN 978-4-582-53151-0 http://www.heibonsha.co.jp/book/b212351.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】2015年 裳華房 刊行書籍一覧 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【数学分野】 ●『手を動かしてまなぶ 線形代数』(藤岡 敦 著) https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-1564-1.htm A5判/282頁/2色刷/定価(本体2500円+税)/2015年11月 ●『数学選書1 線型代数学(新装版)』(佐武一郎 著) https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-1316-6.htm A5判 上製/354頁/定価(本体3400円+税)/2015年6月 ●『複素関数論の基礎』(山本直樹 著) https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-1565-8.htm A5判/200頁/定価(本体2400円+税)/2015年11月 ●『曲線と曲面(改訂版)−微分幾何的アプローチ−』  (梅原雅顕・山田光太郎 共著) https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-1563-4.htm A5判/308頁/定価(本体2900円+税)/2015年2月 【物理学分野】 ●『ファースト・ステップ 物理学入門』(高重正明 著) https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-2248-9.htm B5変形判/150頁/2色刷/定価(本体1900円+税)/2015年11月 ●『理工系の基礎 力学』(白石 清 著) https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-2247-2.htm A5判/238頁/定価(本体2200円+税)/2015年11月 ●『マクスウェル方程式から始める 電磁気学』(小宮山 進・竹川 敦 共著) https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-2249-6.htm A5判/288頁/2色刷/定価(本体2700円+税)/2015年11月 ●『量子力学選書 経路積分 −例題と演習−』(柏 太郎 著) https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-2513-8.htm A5判 上製/412頁/定価(本体4900円+税)/2015年11月 ●『量子ドットの基礎と応用』(舛本泰章 著) https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-2921-1.htm A5判/322頁/定価(本体5300円+税)/2015年11月 【化学分野】 ●『あなたと化学 −くらしを支える化学15講−』(齋藤勝裕 著) https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-3505-2.htm B5判/144頁/2色刷/定価(本体2000円+税)/2015年9月 ●『Catch Up 大学の化学講義(改訂版)−高校化学とのかけはし−』  (杉森 彰・富田 功 共著) https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-3507-6.htm A5判/162頁/2色刷/定価(本体1900円+税) ●『薬学系のための 基礎化学』  (齋藤勝裕・林 一彦・中川秀彦・梅澤直樹 共著) https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-3506-9.htm B5判/170頁/2色刷/定価(本体2600円+税)/2015年10月 ●『演習で学ぶ 化学熱力学 −基本の理解から大学院入試まで−』  (中田宗隆 著) https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-3508-3.htm A5判/170頁/定価(本体2000円+税)/2015年11月 ●『生命系のための有機化学 II−有機反応の基礎−』  (齋藤勝裕・籔内一博 共著) https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-3504-5.htm B5判/164頁/2色刷/定価(本体2600円+税)/2015年5月 ●『テキストブック 有機スペクトル解析 −1D,2D NMR・IR・UV・MS−』  (楠見武徳 著) https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-3509-0.htm B5判/228頁/定価(本体3200円+税)/2015年11月 【生物学分野】 ●『理工系のための生物学(改訂版)』(坂本順司 著) https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-5231-8.htm B5判/192頁/3色刷/定価(本体2700円+税)/2015年8月 ●『よくわかる スタンダード生化学』(有坂文雄 著) https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-5232-5.htm B5判/192頁/2色刷/定価(本体2600円+税)/2015年11月 ●『新・生命科学シリーズ 動物の生態』(松本忠夫 著) https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-5862-4.htm A5判/196頁/2色刷/定価(本体2400円+税)/2015年2月 ●『線虫の研究とノーベル賞への道   −1ミリの虫の研究がなぜ3度ノーベル賞を受賞したか−』(大島靖美 著) https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-5863-1.htm A5判/142頁/定価(本体2000円+税)/2015年4月 ●『新・生命科学シリーズ ゼブラフィッシュの発生遺伝学』(弥益 恭 著) https://www.shokabo.co.jp/mybooks/ISBN978-4-7853-5864-8.htm A5判/210頁/2色刷/定価2808円(本体2600円+税)/2015年9月 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 【裳華房 新刊一覧】 https://www.shokabo.co.jp/book_news.html 【ご購入のご案内】  https://www.shokabo.co.jp/order.html 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【4】裳華房の分野別売上げランキング(2015年下半期) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  2015年下半期(7〜12月)における裳華房の主要4分野の売上げランキング です.各分野とも10位まで記しています.なお,大学等での採用品としての注 文分は除きました. https://www.shokabo.co.jp/m_list/ranking2015-2.html ───────────────────────────────────  ※各書籍の内容等は分野名の下に記載したリンク先からご参照ください※  ◆【数学分野】◆  https://www.shokabo.co.jp/m_list/ranking2015-2.html#math 1.『曲線と曲面の微分幾何(改訂版)』小林昭七 著 2.『数学シリーズ 集合と位相』 内田伏一 著 3. 『複素関数論の基礎』山本直樹 著 4.『数学選書4 ルベーグ積分入門』伊藤清三 著 5. 『数学シリーズ 数理統計学(改訂版)』稲垣宣生 著 6.『数学シリーズ 微分積分学』難波 誠 著 7.『曲線と曲面(改訂版)−微分幾何的アプローチ−』     梅原雅顕・山田光太郎 共著 8.『手を動かしてまなぶ 線形代数』藤岡 敦 著 9.『微分積分読本 −1変数−』小林昭七 著 10.『数学シリーズ 代数入門 −群と加群−』堀田良之 著  ◆【物理学分野】◆  https://www.shokabo.co.jp/m_list/ranking2015-2.html#phys 1. 『量子力学選書 経路積分 −例題と演習−』柏 太郎 著 2.『大学演習 熱学・統計力学(修訂版)』久保亮五 編 3. 『テキストシリーズ 振動・波動』小形正男 著 4. 『基礎物理学選書5A 量子力学 I(改訂版)』小出昭一郎 著 5. 『マクスウェル方程式から始める 電磁気学』小宮山 進・竹川 敦 共著 6. 『力学(三訂版)』原島 鮮 著 7.『熱力学』三宅 哲 著 8. 『基礎物理学選書5B 量子力学II(改訂版)』小出昭一郎 著 9. 『量子ドットの基礎と応用』舛本泰章 著 10.『裳華房フィジックスライブラリー 解析力学』久保謙一 著  ◆【化学分野】◆  https://www.shokabo.co.jp/m_list/ranking2015-2.html#chem 1. 『演習で学ぶ 化学熱力学 −基本の理解から大学院入試まで−』     中田宗隆 著 2. 『Catch Up 大学の化学講義(改訂版)−高校化学とのかけはし−』     杉森 彰・富田 功 共著 3. 『テキストブック 有機スペクトル解析 −1D,2D NMR・IR・UV・MS−』     楠見武徳 著 4. 『あなたと化学 −くらしを支える化学15講−』 齋藤勝裕 著 5. 『量子化学(上)』原田義也 著 6.『コ・メディカル化学 −医療・看護系のための基礎化学−』     齋藤勝裕・荒井貞夫・久保勘二 共著 7. 『物理化学入門シリーズ 化学熱力学』原田義也 著 8. 『物理化学入門シリーズ 量子化学』大野公一 著 9. 『高分子合成化学(改訂版)』井上祥平 著 10.『光化学 −光反応から光機能性まで−』杉森 彰・時田澄男 共著  ◆【生物学分野】◆  https://www.shokabo.co.jp/m_list/ranking2015-2.html#bio 1. 『よくわかる スタンダード生化学』有坂文雄 著 2. 『新・生命科学シリーズ ゼブラフィッシュの発生遺伝学』弥益 恭 著 3. 『人類進化論 −霊長類学からの展開−』山極寿一 著 4. 『新・生命科学シリーズ 植物の系統と進化』伊藤元己 著 5. 『理工系のための生物学(改訂版)』坂本順司 著 6. 『新・生命科学シリーズ 植物の生態 −生理機能を中心に−』     寺島一郎 著 7. 『新・生命科学シリーズ 動物の系統分類と進化』藤田敏彦 著 8. 『イチョウの自然誌と文化史』長田敏行 著 9. 『新・生命科学シリーズ 植物の成長』西谷和彦 著 10.『しくみと原理で解き明かす 植物生理学』佐藤直樹 著 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【5】お知らせ&編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇お知らせ ─────────────────────────────────── 1.教科書をお探しの方へ   https://www.shokabo.co.jp/text.html 2.訂正表・正誤表や新しい演習問題など「書籍のサポート情報」.   https://www.shokabo.co.jp/support/index.html 3.2015年度版 裳華房 総合図書目録   https://www.shokabo.co.jp/catalogue/index.html ─────────────────────────────────── ◇編集後記 ───────────────────────────────────  少し時間が経ってしまいましたが,新年明けましておめでとうございます.  よき新春をお迎えのこととお慶び申しあげます.  本年も引き続きご愛読のほど宜しくお願い申し上げます.<(_ _)>                                (TK) ─────────────────────────────────── 次号は2016年2月9日の配信予定です.どうぞお楽しみに! \\(^o^)// ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★ Shokabo-Newsの配信停止・アドレス変更は下記URLよりお願いします ★ https://www.shokabo.co.jp/m_list/m_list.html メールマガジンのご意見・ご感想は m-list@shokabo.co.jp まで. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 自然科学書出版 (株)裳華房 〒102-0081 東京都千代田区四番町8-1 Tel:03-3262-9166 Fax:03-3262-9130 電子メール:info@shokabo.co.jp URL:https://www.shokabo.co.jp/  Twitterアカウント:@shokabo 【個人情報の取り扱い】 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