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大学初年級でマスターしたい |
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◆本書の特徴◆
・ 高等学校で学ぶ数学の中で、物理や工学分野の数学ツールとして活用できる項目を厳選した。 |
◎ はじめに (pdfファイル)
◎ 索引 (pdfファイル)
◎ 正誤表 (pdfファイル)
1.高等学校で学んだ数学の復習 −活用できるツールは何でも使おう−
2.ベクトル −現象をデッサンするツール−
3.微分 −ローカルな変化をみる顕微鏡−
4.積分 −グローバルな情報をみる望遠鏡−
5.微分方程式 −数学モデルをつくるツール−
6.2階常微分方程式 −振動現象を表現するツール−
7.偏微分方程式 −時空現象を表現するツール−
8.行列 −情報を整理・分析するツール−
9.ベクトル解析 −ベクトル場の現象を解析するツール−
10.フーリエ級数・フーリエ積分・フーリエ変換 −周期的な現象を分析するツール−
はじめに (pdfファイル)
1.高等学校で学んだ数学の復習 −活用できるツールは何でも使おう−
1.1 身近な関数を近似しよう
1.1.1 サイン関数の近似
1.1.2 マクローリン展開とテイラー展開
1.2 複素数を活用しよう
1.2.1 虚数単位 $i$ とオイラーの公式
1.2.2 複素平面と極形式
1.2.3 複素平面と単振動
1.3 よく使う初等関数をおさらいしよう
1.3.1 関数と逆関数
1.3.2 指数関数
1.3.3 対数関数
1.3.4 三角関数
2.ベクトル −現象をデッサンするツール−
2.1 ベクトルの基礎知識
2.2 ベクトルの成分と正射影
2.3 ベクトル同士の積
2.3.1 スカラー積 $A\:{\cdot}\:B$
2.3.2 ベクトル積 ${\boldsymbol A}{\times}{\boldsymbol B}$
3.微分 −ローカルな変化をみる顕微鏡−
3.1 常微分
3.1.1 1変数関数の微分
3.1.2 接線と導関数
3.1.3 1変数の合成関数の微分公式
3.1.4 対数微分法
3.1.5 逆関数の微分
3.2 偏微分
3.2.1 多変数関数の微分
3.2.2 偏微分の定義
3.2.3 接平面と偏導関数
3.2.4 合成関数の偏微分公式
3.3 全微分
3.3.1 2変数関数の全微分
3.3.2 2変数関数のテイラー展開
3.4 ベクトル関数の微分
4.積分 −グローバルな情報をみる望遠鏡−
4.1 1変数の積分
4.1.1 不定積分と定積分の違い
4.1.2 部分積分法
4.1.3 置換積分法
4.2 多重積分
4.2.1 2重積分
4.2.2 ヤコビアン
4.3 線積分
4.3.1 スカラー関数の線積分
4.3.2 ベクトル関数の線積分
4.4 面積分
4.4.1 スカラー関数の面積分
4.4.2 ベクトル関数の面積分
5.微分方程式 −数学モデルをつくるツール−
5.1 微分方程式とは?
5.1.1 微分方程式のあらまし
5.1.2 一般解と解曲線
5.2 変数分離法
5.2.1 変数分離型の方程式
5.2.2 同次型の微分方程式
5.3 積分因子法
5.3.1 線形の微分方程式
5.3.2 完全型の微分方程式
5.4 物理・工学への応用問題
6.2階常微分方程式 −振動現象を表現するツール−
6.1 階数の引き下げ
6.2 定数変化法
6.2.1 基本的な考え方
6.2.2 2階線形微分方程式
6.3 指数関数解
6.3.1 定数係数の線形同次方程式
6.3.2 特性方程式と解のパターン
6.3.3 定数係数の非同次方程式
6.4 物理・工学への応用問題
7.偏微分方程式 −時空現象を表現するツール−
7.1 偏微分方程式とは?
7.2 波動方程式
7.3 熱伝導方程式
7.4 ラプラス方程式とポアソン方程式
7.5 物理・工学への応用問題
8.行列 −情報を整理・分析するツール−
8.1 行列と行列式
8.1.1 行列の計算法
8.1.2 行列式の計算法
8.1.3 行列式の性質
8.2 クラメルの公式で連立1次方程式を解く
8.3 線形変換
8.3.1 線形変換とは?
8.3.2 線形変換は何に使う?
8.4 固有値と固有ベクトル
8.4.1 固有値を求めよう
8.4.2 固有ベクトルを求めよう
8.4.3 図形による固有値方程式 ${\lambda}{\boldsymbol v}=A{\boldsymbol v}$ の解釈
8.5 微分方程式と固有値問題
8.5.1 固有値方程式
8.5.2 行列の対角化と微分方程式
8.6 物理・工学への応用問題
9.ベクトル解析 −ベクトル場の現象を解析するツール−
9.1 ベクトル場とスカラー場の違い
9.1.1 天気図と気圧配置図
9.1.2 ナブラ演算子がすべてを生み出す
9.2 スカラー場 ${\phi}$ の勾配 ${\boldsymbol \nabla}{\phi}$
9.2.1 勾配で何がわかる?
9.2.2 等高線と等位面とポテンシャル
9.3 ベクトル場 ${\boldsymbol A}$ の発散 ${\boldsymbol \nabla}\:{\bf \cdot}\:{\boldsymbol A}$
9.3.1 発散で何がわかる?
9.3.2 定常流に基づく発散の導出
9.4 ベクトル場 ${\boldsymbol A}$ の回転 ${\boldsymbol \nabla}{\times}{\boldsymbol A}$
9.4.1 回転で何がわかる?
9.4.2 回転成分 $({\boldsymbol \nabla}{\times}{\boldsymbol A})_z$ の図形的な意味
9.5 ラプラシアン ${\boldsymbol \nabla}\:{\bf \cdot}\:{\boldsymbol \nabla}$
9.5.1 ラプラシアンで何がわかる?
9.5.2 物理法則とラプラシアンの符号
9.6 2つの積分定理
9.6.1 発散定理
9.6.2 ストークスの定理
9.7 物理・工学への応用問題
10.フーリエ級数・フーリエ積分・フーリエ変換 −周期的な現象を分析するツール−
10.1 フーリエ級数と周期現象
10.1.1 フーリエ級数展開
10.1.2 単位がラジアンでない周期のフーリエ級数
10.1.3 余弦級数と正弦級数
10.2 複素フーリエ級数
10.3 フーリエ積分と非周期現象
10.3.1 なぜ級数から積分に?
10.3.2 フーリエ積分の導出
10.4 フーリエ変換とパワー・スペクトル
10.4.1 フーリエ変換
10.4.2 パワー・スペクトル
10.5 物理・工学への応用問題
問題の解答
さらに勉強する人へ
索引 (pdfファイル)
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河辺 哲次
かわべ てつじ
1949年 福岡県出身。東北大学工学部卒業、九州大学大学院理学研究科博士課程修了。高エネルギー物理学研究所助手、九州芸術工科大学助教授・教授、九州大学大学院教授などを歴任。専門は素粒子論、場の理論におけるカオス現象。主な訳書にフライシュ著『シュレーディンガー方程式』(岩波書店)、ナーイン著『シンプルな物理学』(共立出版)、ファインマン/レイトン/サンズ著『ファインマン物理学問題集 1,2』(岩波書店)などがある。
(情報は初版刊行時のものから一部修正しています)
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