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『プロメテウスの贈りもの』 カバー
 


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ポピュラー・サイエンス 247 
プロメテウスの贈りもの −暮らしのなかの熱−

在庫マーク

東北大学名誉教授 工博 相原利雄 著

四六判/188頁/定価1760円(本体1600円+税10%)/2002年7月発行
ISBN 978-4-7853-8747-1(旧ISBN 4-7853-8747-5)  C0050

 著者が新聞で連載した随想シリーズや参考書などに加えた挿話をもとに、長年体験したり見聞きした興味ある熱現象の実例を153余選び、専門家以外の読者でも気軽に読み通してもらえるように、生活の知恵から現代技術までの熱についての振る舞いをやさしく科学の目で見直します。


目次 (章タイトル)  → 詳細目次

1.物を伝わる熱
2.流れが伝える熱
3.熱が生む流れ
4.蒸発と乾燥
5.液体を蒸気に変える −沸騰−
6.蒸気を液体に戻す −凝縮−
7.低温における伝熱 −凍結と融解−
8.電磁波で伝わる熱

詳細目次

まえがき

1.物を伝わる熱
 1.1 熱の伝わりやすさ
 1.2 空気を着る
 1.3 雪で暖をとる
 1.4 棒や板の中を伝わる熱 
 1.5 壁を通り抜ける熱
 1.6 熱を蓄える
 1.7 熱を蓄える能力
 1.8 物体の中を進む温度の波
 1.9 熱くなくても火傷する
 1.10 温度波の合体
 1.11 温度の谷は埋まる
 1.12 円い物は熱を早く蓄える
 1.13 パスタをアルデンテにゆでる
 1.14 温泉たまご 結構進んだテクニック

2.流れが伝える熱
 2.1 温度差の膜
 2.2 温度境界層を見る
 2.3 温度境界層と熱の伝わりやすさ
 2.4 尖った物ほど熱は伝わりやすい
 2.5 コーヒーやコショウは挽きたてを
 2.6 粗面の燃えやすさ・粉塵爆発
 2.7 流体の種類で変わる熱伝達
 2.8 伝熱量を増やすには

3.熱が生む流れ
 3.1 重力が流れを作りだす
 3.2 足元の暖かい床暖房
 3.3 対流の強さは温度差で決まる
 3.4 自然の中の大循環
 3.5 濃度の差で対流を制御するソーラーポンド
 3.6 熱伝導から対流への変身
 3.7 煙突の働きは温度差と高さで決まる
 3.8 温度差で流体を汲み出す熱サイホン
 3.9 二重窓は対流を起こさぬ間隔で
 3.10 線香の煙と換気フード
 3.11 浮力流れが合体すると
 3.12 温度成層と逆転層
 3.13 自然対流と強制対流 似ている所・違う点
 3.14 伝熱面積を効果的に増やすヒートシンク
 3.15 廻り灯籠 熱対流を利用したおもちゃ
 3.16 ショーノウボート 表面張力対流を利用したおもちゃ

4.蒸発と乾燥
 4.1 乾湿球温度計と湿度
 4.2 蒸発の速さは湿度の差で決まる
 4.3 素焼きの壺で水を冷やす
 4.4 蒸発冷却を工業的に利用する
 4.5 蒸発を防ぐ
 4.6 水分の蒸発と乾燥
 4.7 食品を乾燥させる
 4.8 霧に吹いて乾燥する
 4.9 熱環境の状態を調べる空気線図
 4.10 打ち水の涼しい訳
 4.11 湿度と健康,何でも食べるカビ
 4.12 ミケランジェロの傑作を守る空気調和技術

5.液体を蒸気に変える −沸騰−
 5.1 圧力が低ければ水は常温でも沸騰する
 5.2 沸点降下を利用して海水を淡水化
 5.3 沸騰の起きる仕組み
 5.4 松風の音と鶴の一声
 5.5 吹きこぼれ防止器
 5.6 赤熱した鉄棒を水に漬けたら何が起きるか
 5.7 日本刀を作る
 5.8 焼けた鉄板の上で水滴が踊る
 5.9 爆発的な沸騰・蒸発

6.蒸気を液体に戻す −凝縮−
 6.1 凝縮したら水膜になるか,水滴になるか
 6.2 加熱して瓶詰の中を真空にする
 6.3 泥付き野菜は乾燥しにくい
 6.4 蒸発と凝縮を利用したヒートパイプ
 6.5 水飲み鳥 沸騰と凝縮を利用したおもちゃ1
 6.6 ポンポン船 沸騰と凝縮を利用したおもちゃ2

7.低温における伝熱 −凍結と融解−
 7.1 凍結の起きる仕組み
 7.2 白い氷とシャンパンのオリ
 7.3 スケートとスタッドレスタイヤ
 7.4 雪の生れるまで
 7.5 氷と雪が作る幻想的世界
 7.6 凍結濃縮と凍結乾燥
 7.7 氷点以下でも凍らない現象 過冷却
 7.8 宇宙船や省エネルギーにも利用される融解現象

8.電磁波で伝わる熱
 8.1 絶対温度と熱放射のエネルギー
 8.2 物質で違う放射エネルギー
 8.3 物体を囲む面との放射熱交換
 8.4 熱放射を減らす 魔法瓶と熱遮蔽板
 8.5 夏涼しく,冬暖かい家
 8.6 火災の熱放射から家を守る
 8.7 一枚のトタン板が命を救った
 8.8 熱いまなざし
 8.9 熱線の吸収
 8.10 温室はなぜ暖かいか 波長で違う放射・吸収特性
 8.11 大気に開いた放射冷却の窓
 8.12 台所の放射伝熱

参考書
引用文献
索引

著作者紹介

相原 利雄
あいはら としお 
1933年 東京都に生まれる。東北大学工学部卒業。松下電器産業勤務を経て、東北大学助教授・教授などを歴任。

(情報は初版刊行時のものから一部修正しています)


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