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『生物有機化学』 内容見本


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有機化学スタンダード 
生物有機化学
Bioorganic Chemisty

在庫マーク

東京大学名誉教授 農学博士 北原 武・
東京農業大学教授 博士(農学) 石神 健・
東京農業大学教授 博士(理学) 矢島 新 共著

B5判/192頁/2色刷/定価3080円(本体2800円+税10%)/2018年8月発行
ISBN 978-4-7853-3425-3  C3043

電子書籍

 生体を形づくる分子を有機化学の面からとらえ、その多様な物性と機能および代謝過程について、多数の構造式や反応経路を示しながらわかりやすく解説した教科書・参考書。
 主な生体分子(一次代謝産物)の基礎→一次代謝産物および二次代謝産物の生合成→応用分野の概観という構成で、煩雑になりがちな生体分子について整理・理解しやすい。章末の演習問題を通して理解度を確認しながら読み進むことができ、豊富なコラムや側注記事によって、生物有機化学の多彩な魅力に触れることができるだろう。


サポート情報

まえがき (pdfファイル)   索引 (pdfファイル)
正誤表 (pdfファイル)

目次 (章タイトル)  → 詳細目次

1.生物有機化学序論
2.炭水化物
3.脂肪酸と脂質
4.アミノ酸
5.ペプチド・タンパク質
6.酵素と反応
7.核 酸
8.微量必須成分:ビタミン・ホルモン
9.光合成と糖代謝
10.一次代謝と生合成
11.二次代謝と生合成(1) −生合成経路による分類:イソプレノイドの生合成−
12.二次代謝と生合成(2) −生合成経路による分類:ポリケチド・フェニルプロパノイド・アルカロイドの生合成−
13.二次代謝と生合成(3)−生物活性物質の機能による分類−
14.バイオテクノロジーと分子認識・人工酵素

詳細目次  →『生物有機化学』 目次

まえがき (pdfファイル)

1.生物有機化学序論
 1.1 有機化学と生命:世界における歴史的背景
 1.2 日本における有機化学の発展
 1.3 生物有機化学とは何か

2.炭水化物
 2.1 単糖類の構造と化学
 2.2 主要な単糖類の生物有機化学
 2.3 単糖類の反応
  2.3.1 酸化剤との反応
  2.3.2 還元剤との反応
  2.3.3 アルコール類との反応
 2.4 二糖類の構造と化学
  2.4.1 二糖類の構造
  2.4.2 二糖類の反応
 2.5 オリゴ糖と多糖類
  2.5.1 オリゴ糖
  2.5.2 多糖類
 演習問題

3.脂肪酸と脂質
 3.1 脂質の分類
 3.2 単純脂質
  3.2.1 脂肪酸
  3.2.2 蝋
  3.2.3 油脂
 3.3 複合脂質
  3.3.1 リン脂質
  3.3.2 糖脂質
 3.4 誘導脂質
  3.4.1 ステロイド
  3.4.2 その他の誘導脂質
 3.5 脂質と細胞膜
 演習問題

4.アミノ酸
 4.1 アミノ酸の化学
  4.1.1 アミノ酸の構造
  4.1.2 等電点
  4.1.3 アミノ酸の分類
  4.1.4 アミノ酸の分析
 4.2 アミノ酸の一文字表記
 4.3 その他のアミノ酸
 演習問題

5.ペプチド・タンパク質
 5.1 ペプチド結合
  5.1.1 ペプチドの構造
  5.1.2 ペプチドの合成
 5.2 リボソームペプチドと非リボソームペプチド
 5.3 タンパク質の構造
  5.3.1 タンパク質の一次構造
  5.3.2 タンパク質の二次構造
  5.3.3 タンパク質の構造的特徴による分類
  5.3.4 タンパク質の三次構造
  5.3.5 タンパク質の四次構造
  5.3.6 タンパク質ドメイン
 演習問題

6.酵素と反応
 6.1 酵素反応の基礎−触媒としての酵素
 6.2 酵素の反応による分類
  6.2.1 酸化還元酵素(EC 1.X.X.X)
  6.2.2 転移酵素(EC 2.X.X.X)
  6.2.3 加水分解酵素(EC 3.X.X.X)
  6.2.4 リアーゼ(EC 4.X.X.X)
  6.2.5 異性化酵素(EC 5.X.X.X)
  6.2.6 リガーゼ(EC 6.X.X.X)
 演習問題

7.核 酸
 7.1 核酸の基礎−核酸の種類と構造
 7.2 DNAの塩基対
 7.3 RNAの構造と機能
  7.3.1 mRNA
  7.3.2 tRNA
 演習問題

8.微量必須成分:ビタミン・ホルモン
 8.1 ビタミン
  8.1.1 ビタミンの分類
  8.1.2 水溶性ビタミン
  8.1.3 脂溶性ビタミン
 8.2 ホルモン
  8.2.1 ホルモンの基礎
  8.2.2 動物のホルモン
  8.2.3 植物ホルモン
 演習問題

9.光合成と糖代謝
 9.1 ATP(アデノシン三リン酸)
 9.2 光合成と糖類の生成
 9.3 糖質の代謝とエネルギー生産
 9.4 解糖系
 9.5 ピルビン酸からアセチルCoAの生成
 9.6 TCA回路
 9.7 呼吸鎖
 9.8 グルコースの代謝によるATPの総生産量
 9.9 ペントースリン酸経路
 演習問題

10.一次代謝と生合成
 10.1 一次代謝と二次代謝
 10.2 脂質の代謝
 10.3 脂質の生成
 10.4 アミノ酸の生成
 10.5 アミノ酸の代謝
 演習問題

11.二次代謝と生合成(1)
 −生合成経路による分類:イソプレノイドの生合成−
 11.1 二次代謝産物(二次成分)
 11.2 二次代謝産物の生合成経路による分類
 11.3 イソプレノイドの生合成
  11.3.1 イソプレノイド
  11.3.2 メバロン酸経路と非メバロン酸経路(MEP経路)
  11.3.3 イソプレン単位の縮合による炭素鎖の伸長
  11.3.4 モノテルペン
  11.3.5 セスキテルペン
  11.3.6 ジテルペン
  11.3.7 トリテルペンとステロイド
  11.3.8 カロテノイド
 演習問題

12.二次代謝と生合成(2)
 −生合成経路による分類:ポリケチド・フェニルプロパノイド・アルカロイドの生合成−
 12.1 酢酸-マロン酸経路
  12.1.1 脂肪酸とポリケチド
  12.1.2 $\beta$ -ケトメチレン鎖からの変換
  12.1.3 ポリケチドにおける芳香環の形成
  12.1.4 ポリケチド合成酵素
 12.2 シキミ酸経路
  12.2.1 芳香族アミノ酸
  12.2.2 フェニルプロパノイド
 12.3 アミノ酸経路
  12.3.1 アルカロイド
  12.3.2 オルニチン由来のアルカロイド
  12.3.3 リシン由来のアルカロイド
  12.3.4 チロシンやフェニルアラニン由来のアルカロイド
  12.3.5 トリプトファン由来のアルカロイド
 12.4 複合経路
  12.4.1 フラボノイドやスチルベノイド
  12.4.2 カンナビノイド
  12.4.3 一部のキノン類
 演習問題

13.二次代謝と生合成(3)−生物活性物質の機能による分類−
 13.1 フェロモン
  13.1.1 昆虫フェロモン
  13.1.2 昆虫フェロモンの利用
  13.1.3 微生物のフェロモン
  13.1.4 哺乳類のフェロモン
 13.2 植物に関わる活性物質
  13.2.1 ファイトアレキシン
  13.2.2 他感物質
 13.3 昆虫に関わる活性物質
  13.3.1 昆虫ホルモン様物質
  13.3.2 殺虫剤
  13.3.3 昆虫摂食阻害物質
 13.4 医薬・農薬
  13.4.1 抗生物質
  13.4.2 抗感染症薬としての抗生物質
  13.4.3 抗がん剤などの医薬としての抗生物質
  13.4.4 農薬としての抗生物質
  13.4.5 植物由来の医薬品
 演習問題

14.バイオテクノロジーと分子認識・人工酵素
 14.1 バイオテクノロジーとは
 14.2 遺伝子操作
 14.3 コンビナトリアル生合成
  14.3.1 ミュータシンセシス
  14.3.2 酵素の改変
  14.3.3 生合成経路の再構成
 14.4 ホスト-ゲストと人工酵素
  14.4.1 生体触媒を用いた化学変換
  14.4.2 人工ホスト
  14.4.3 人工酵素
 演習問題

演習問題解答
索引

COLUMN
 九炭糖とインフルエンザ
 血液型・インフルエンザウイルスと糖脂質
 翻訳後修飾
 ペプチド合成の方向
 PCR法の登場
 ゲノム
 DNAの二重らせん
 シグナル伝達
 ビタミンの歴史
 光合成の発見
 光合成における二酸化炭素の固定
 必須アミノ酸
 色素としてのカロテノイド
 麦角アルカロイド
 マイトマイシンCの活性発現機構
 キラルビルディングブロック

著作者紹介

北原 武
きたはら たけし 
1943年 長野県に生まれる。東京大学農学部卒業、東京大学農学系大学院博士課程修了。理化学研究所研究員、東京大学助教授・教授、帝京平成大学教授、北里大学客員教授などを歴任。専門は有機合成化学、天然物化学。

石神 健
いしがみ けん 
1969年 東京都に生まれる。東京大学農学部卒業、東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了。東京大学助手・講師・准教授などを経て現職。専門は天然物化学、有機合成化学。主な著書に『有機合成実験法ハンドブック 第2版』(分担執筆、丸善出版)、『21世紀のバイオサイエンス 実験農芸化学』(分担執筆、朝倉書店)などがある。

矢島 新
やじま あらた 
1972年 東京都に生まれる。東京理科大学理学部卒業、東京理科大学理学研究科博士課程修了。東京農業大学助手・講師・准教授などを経て現職。専門は有機合成化学。主な訳書に『マクマリー生物有機化学[有機化学編] 原書8版』(共訳、丸善出版)などがある。

(情報は初版刊行時のものから一部修正しています)


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