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『DNAとタンパク質』 カバー
 


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DNAとタンパク質 −生物の特異性を決める分子たち−
Nucleic Acids and Proteins −Molecules determining Biological Specificity−

在庫マーク

北海道大学名誉教授 理博 石井信一 著

A5判/200頁/定価2376円(本体2200円+税8%)/2006年5月発行
ISBN 978-4-7853-5209-7(旧ISBN 4-7853-5209-4)  C3045

 2003年,ヒト・ゲノムDNAの完全解読が国際共同研究機構によって宣言された.我々にとって一番の関心事であるヒトのゲノムの全内容が明かされたことにより,この分野の研究はポストゲノム時代に入ったと言われている.
 本書は,このような状況を鑑みて,DNAとタンパク質について生化学的な側面から易しく解説した入門書である.
 読者対象:大学1年生 〜


サポート情報

正誤表 (pdfファイル)

目次 (章タイトル)  → 詳細目次

1.生物とは何か
2.遺伝子の化学的本体はDNA
3.「第一人者」としてのタンパク質
4.遺伝子の情報で素顔のタンパク質ができるまで
5.出番を前にしたタンパク質のお化粧
6.生きているように動くタンパク質
7.種の特異性と進化
8.後天的につちかわれる個の特異性
9.おわりに

詳細目次

まえがき

1.生物とは何か
 1.1 生物は自己増殖する
 1.2 自己増殖には設計図としての遺伝子が必要
 1章のまとめ

2.遺伝子の化学的本体はDNA
 2.1 DNAを組み立てている部品
 2.2 DNAは二本鎖のらせん構造をもつ
 2.3 二本鎖構造はDNAの複製に好都合
 2.4 DNAの複製は5´→3´の方向にしか起こらない
 2.5 ジデオキシ法はDNAの塩基配列を決める有力な手段
 2.6 いろいろな生物でゲノムDNAの塩基配列が次々に決定されている
 2.7 制限酵素の活用やPCR法の出現も塩基配列決定の進展に役立った
 2章のまとめ

3.「第一人者」としてのタンパク質
 3.1 実際の働き手はタンパク質
 3.2 タンパク質の基本構造はアミノ酸がつながった長い鎖
 3.3 特定のタンパク質は特定の立体構造をもっている
 3.4 遺伝子が指令するのはタンパク質のアミノ酸配列順序だけ
 3.5 単一のタンパク質を純粋な形で取りだす方法
 3章のまとめ

4.遺伝子の情報で素顔のタンパク質ができるまで
 4.1 DNAの二本鎖構造はメッセンジャーRNAへの転写にも好都合
 4.2 真核生物の転写産物がそのままの形でメッセンジャー役を務めることはない
 4.3 翻訳に使われる辞書
 4.4 翻訳の立役者は運搬RNA
 4.5 転写は所と時と程度をわきまえて実行される
 4章のまとめ

5.出番を前にしたタンパク質のお化粧
 5.1 第1工程 −鎖の切り分け−
  5.1.1 生まれたばかりのインスリンは長さが2倍
  5.1.2 特定の鎖を切り落とすまで眠っている酵素
 5.2 第2工程 −飾りつけ−
  5.2.1 血液凝固因子での飾りつけ
  5.2.2 ホルモン受容体タンパク質で起こる反応
  5.2.3 コラーゲンができ上がるまで
  5.2.4 糖タンパク質
 5.3 タンパク質の化学構造決定には直接解析が必要
 5章のまとめ

6.生きているように動くタンパク質
 6.1 トリプシノーゲンを目覚めさせるカラクリ
 6.2 ヘモグロビンは呼吸する
 6.3 ファージT4は注射器をもっている
 6.4 筋肉はどうやって動くのか
  6.4.1 骨格筋の繊維を構成する太いフィラメントと細いフィラメント
  6.4.2 主成分はミオシンとアクチン
  6.4.3 ミオシン分子の動き
  6.4.4 筋収縮の制御
  6.4.5 ネブリンとコネクチン
 6章のまとめ

7.種の特異性と進化
 7.1 進化の原動力は遺伝子の変化
 7.2 突然変異の多くはDNA複製の問違いで起こる
  7.2.1 点変異とその原因
  7.2.2 プレプロインスリン遺伝子に見られる点変異
 7.3 血液型や酒の好き嫌いは酵素遺伝子の突然変異で決まる
  7.3.1 糖転移酵素遺伝子の変異
  7.3.2 アルデヒド脱水素酵素遺伝子の変異
  7.3.3 オーダーメイド医療
 7.4 ゲノムの組換えによって差はますます広がる
 7.5 遺伝子は重複することがある
 7.6 サメとシャチの関係は酵素にも
 7.7 DNA鑑定
 7.8 ミトコンドリアDNA
 7.9 インフルエンザウイルスは突然変異の実験室
  7.9.1 インフルエンザウイルスはなぜ変異し易いのか
  7.9.2 インフルエンザウイルス粒子の表面タンパク質
  7.9.3 インフルエンザ大流行の歴史
  7.9.4 ノイラミニダーゼ(NA)阻害剤が治療に有効
 7章のまとめ

8.後天的につちかわれる個の特異性
 8.1 免疫系の特徴  8.2 免疫防御陣ができ上がるまでの大まかな筋道
 8.3 免疫族の大もの細胞と分子を訪ねる5日間の旅
  8.3.1 <旅立ちの日>最前線の見張り番・マクロファージのMHC
  8.3.1 <旅の2日目>ヘルパーT細胞に備わった鍵穴
  8.3.1 <旅の3日目>胸腺で育てられ厳しい餞別をうけるT細胞
  8.3.1 <旅の4日目>クローン選択説
  8.3.1 <旅の5日目>抗体分子の姿
 8.4 抗体やTCRの多様性を作り出すカラクリ
 8.5 獲得形質と個性の確立
 8章のまとめ

9.おわりに
 9.1 生物がその特異性を維持するためにはエネルギーが必要
 9.2 寿命はなぜ決まっているのか
 9.3 ヒトはなぜ「考える葦」になったのか
 9章のまとめ

補足
(細胞/クローン・ヒツジ/一本鎖DNAファージ/ゲノムDNAの長さ/ゲノム内での遺伝子の配置/染色体/不斉炭素原子/サンガーの偉大さ/タンパク質構造の階層分け/タンパク質の立体構造決定法/先駆者はアンフィンセン/バクテリオファージT4/生体エネルギー/プロテオーム/基質特異性/キモトリプシノーゲンの場合/アンヒドロトリプシンの隠し芸/プリオン/エネルギーのやりくり/筋肉をあやつる電気信号の発生とその伝播/遺伝子組換え技術/タンパク質分解酵素が使う刃物のいろいろ/自然免疫と獲得免疫/インターロイキン)

あとがき
索 引

著作者紹介

石井 信一
いしい しんいち 
1927年 東京都生まれ.東京大学理学部卒業.東京大学助手,東北大学助教授,北海道大学教授・薬学部長・機器分析センター長などを歴任.主な著書に『アフィニティクロマトグラフィー』(共編,講談社),『新実験化学講座20 生物化学』(編集,丸善),『生命現象と生化学』(共編,北海道大学出版会)などがある.

(情報は初版刊行時のものですから一部修正しております)


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