裳華房のtwitterをフォローする


バイオディバーシティ・シリーズ

生物学分野

生物学一般
理論生物学・生命論
生物地理・博物誌
発生学
生理学
細胞学
生物化学・生化学
微生物学
免疫学
遺伝学
進化学
生態学
人類学
分類学・系統学
動物学
植物学
バイオテクノロジー
生物教育
環境科学
生活科学・家政学
医学・薬学
農学
分野別一覧
書名五十音別
ISBN順一覧
シリーズ一覧
電子書籍

復刊書籍一覧
復刊リクエスト

書評掲載本
目録請求

書籍の正誤表

日本書籍協会 書籍検索サイト
出版書誌データベース

<監 修>

東京大学名誉教授   岩槻邦男
北海道大学名誉教授  馬渡峻輔

<刊行趣旨>

 地球規模の環境問題に対する意識の高まりとともに、“生物の種多様性”ひいては“生態系の多様性”に注目が集まってきている。また、この地球上における多種多様な生物の反映は、それだけで、実に興味深い事象である。
 “生物多様性”を浮き彫りにしていく上で、基礎であり総合であるのが、生物の分類と系統・進化をめぐる学問である。
 近年この分野では、その長い研究の歴史ゆえの知見に加え、分子生物学的手法の導入など、より多角的・総合的なアプローチがなされつつある。
 本シリーズでは“生物多様性=バイオディバーシティ”をテーマに、“何が、どこまで、わかっているか”に主眼をおいて解説していく。

 大学学部学生のみならず、生き物に興味をもつ一般の方から、また生物を研究対象とした大学院生・研究者まで、すべての方の役に立つ参考書として強くお薦めしたい。

<内 容>

 1巻はシリーズの全体の総論に当たり、多様性生物学のなかでの「種」をめぐる研究の歴史と意義を概観し、現状を明らかにする。生物界を見渡し、種多様性を解き明かしていくには、たいへんに多角的なアプローチが必要であることは必須である、それらのアプローチの論理や手法が、実際の研究例を用いて、生物学のいろいろな分野の専門研究者によって紹介される。
 2〜7巻では、まとまりをもってみえる生物群ごとに、ビジュアルに解説する。各生物群における分類・系統学研究の変遷を述べるほか、各群の解説として、主に綱レベルごとに図版と説明文を付すなどの配慮をした。さらに、興味深いトピックス、コラムも提供する。


1 生物の種多様性
岩槻邦男・馬渡峻輔 編

2 植物の多様性と
系統

加藤雅啓 編

3 藻類の多様性と
系統

千原光雄 編

4 菌類・細菌・
ウイルスの多様性
と系統

杉山純多 編

5 無脊椎動物の
多様性と系統

白山義久 編

6 節足動物の
多様性と系統

石川良輔 編

7 脊椎動物の
多様性と系統

松井正文 編



         

自然科学書出版 裳華房 SHOKABO Co., Ltd.