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【裳華房】 2022年の刊行書籍

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 2022年 11月の新刊

【書店・生協様】 2022年11月の新刊注文書


手を動かしてまなぶ
フーリエ解析・
ラプラス変換

山根英司 著

これからの 集合と位相
梅原雅顕・一木俊助 共著

グリーン関数
亀高惟倫・永井 敦・
山岸弘幸 共著

力学(新装版)
原島 鮮 著

物理学レクチャーコース
電磁気学入門

加藤岳生 著

マクスウェル方程式で学ぶ
電磁気学入門

竹川 敦 著

ステップアップ
大学の総合化学
(改訂版)

齋藤勝裕 著

コ・メディカル化学
(改訂版)

齋藤勝裕・荒井貞夫
・久保勘二 共著

実践SEMセミナー
鈴木俊明・本橋光也 共著

 2022年 10月の新刊/9月の新刊

【書店・生協様】 2022年10月の新刊注文書2022年9月の新刊注文書


物理学レクチャーコース
力 学

山本貴博 著

物理学レクチャーコース
物理数学

橋爪洋一郎 著

高校生にもわかる
物理化学

中田宗隆・岩井秀人 共著

発生生物学
道上達男 著
   
コア講義 生物学
(改訂版)

田村隆明 著
   

 2022年 6月の新刊/2月の新刊

【書店・生協様】 2022年6月の新刊注文書2022年2月の新刊注文書


量子力学(I)
(新装版)

小出昭一郎 著

量子力学(II)
(新装版)

小出昭一郎 著

有機化学のための
量子化学計算入門

西長 亨・本田 康 共著

ゲノム編集と医学・
医療への応用

山本 卓 編
       
数学のとびら
解析入門

柳田英二 著

数学のとびら
ルベーグ積分と測度

山上 滋 著


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 2022年 11月の新刊

手を動かしてまなぶ フーリエ解析・ラプラス変換  

関西学院大学教授  山根英司 著

A5判/274頁/定価2860円(本体2600円+税10%)/2022年11月発行
ISBN 978-4-7853-1594-8

 ★ 難しいことをやさしく、やさしいことを深く ★

 「難しい公式が多くて、計算が大変」。そんな声が聞こえてきそうなフーリエ解析とラプラス変換。本書はその難所の乗り越え方や計算のコツを豊富に盛り込み、著者独自の語り口で読者が手を動かしながらスムーズな理解へ到達できるように導く。一方、理論的裏付けへの目配せも怠らない。ついに現れた画期的な入門書。

【本書の特徴】
● 必要な予備知識を最初に「基本事項の復習」としてまとめた。
● 題材をやさしいものから順番に配置した(ラプラス変換→フーリエ変換→フーリエ級数の登場順)。5通りの学習プランにより、興味のある項目から読むこともできる。
● ラプラス変換・フーリエ解析の応用として常微分・偏微分方程式について述べた。従来から類書にある熱伝導方程式、波動方程式、ラプラス方程式に加えて、量子力学に現れるシュレーディンガー方程式も取り上げた。
● 例を重視した。例を1回計算しただけで終わりにせず、同じ例を後で応用して伏線を回収し、理解が深まるようにした。特に有名な級数や積分の値を求めた。
● ディラックのデルタ関数の考え方について初等的で嘘のない説明を与え、それがフーリエ解析の根幹にあることを述べた。
● 知識が網の目のように結びついて忘れにくくなるように、公式の証明をなるべく複数あたえた。公式の覚え方のコツをこまめに説明し、検算のコツについても述べた。
● 本文中で読者が行間を埋める必要があるところにアイコンをつけ、その具体的なやり方を別冊「行間を埋めるために」でウェブ公開した(予定)。
● 節末問題の解答について、丁寧で詳細な解答を無料でダウンロードできるようにした。

 【主要目次】1.ラプラス変換 2.ラプラス逆変換 3.常微分方程式 4.フーリエ変換・フーリエ逆変換 5.偏微分方程式(その1) 6.フーリエ級数 7.偏微分方程式(その2) 8.付録

 → 詳細な目次・内容見本・購入など書籍の紹介ページへ



これからの 集合と位相  

東京工業大学教授  梅原雅顕・
東京工業大学助教  一木俊助 共著

A5判/330頁/定価4180円(本体3800円+税10%)/2022年11月発行
ISBN 978-4-7853-1596-2

 随所にほどこされた細やかな配慮と、充実の収録内容。
 集合と位相の「新しいスタンダード」がここに。


 単なる基本事項の羅列ではなく、議論の流れが読み取れるような形にまとめ、自習にも利用できるテキストを目指した。前半の「集合論」の部分では、とくに、選択公理や整列集合の意味などについて、他書にはない独自の丁寧な解説を与えている。後半の「位相空間」については、通常の授業で扱われる内容の解説のほか、「リンデレーフ空間」「パラコンパクト性」などの、若干高度と思われる重要事項の多くを、テーマごとに付録で採り上げた。
 さらに、近年の「圏論」の普及に伴い、空集合・空写像の概念が重要視されつつあることをふまえ、付録の最終節として、空集合の扱いについての解説を掲載した。

 【主要目次】1.集合と写像 2.集合の濃度 3.ツォルンの補題とその応用 4.ユークリッド空間から距離空間へ 5.位相空間 6.分離公理・連結性・コンパクト性 7.距離空間の完備性

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グリーン関数  

大阪大学名誉教授  亀高惟倫・
津田塾大学教授  永井 敦・
東京都立産業技術高等専門学校准教授  山岸弘幸 共著

A5判/200頁/定価3850円(本体3500円+税10%)/2022年11月発行
ISBN 978-4-7853-1597-9

 微分方程式の境界値問題の中心をなし、応用上も重要なグリーン関数について、大学1、2年生の微分積分学の知識を前提に解説する。
 本書では、簡単かつ重要な問題に限定し、グリーン関数の具体的な構成法を述べる。第1章では $2$ 階常微分方程式の境界値問題である糸のたわみ問題、第2章では $4$ 階常微分方程式の境界値問題である棒のたわみ問題、第3章では $2M$ 階単純型常微分方程式の境界値問題を記述する。第4章では $2$ 階差分方程式の境界値問題である離散糸のたわみ問題、第5章では $2M$ 階単純型差分方程式の周期境界値問題、第6章では正多面体や $\rm{C}60$ フラーレンのたわみ問題を扱う。最後の第7章においては $N$ 次元ユークリッド空間全体での高階楕円型偏微分方程式のグリーン関数について述べる。

 【主要目次】1.糸のたわみ問題 2.棒のたわみ問題 3.$(-1)^{M}(d/dx)^{2M}$ の周期境界値問題 4.離散糸のたわみ問題 5.$2M$ 階差分作用素の周期境界値問題 6.多面体上の離散ソボレフ不等式 7.$2M$ 階偏微分方程式

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力学(新装版)  

東京工業大学名誉教授  原島 鮮 著

A5判/416頁/定価3300円(本体3000円+税10%)/2022年11月発行
ISBN 978-4-7853-2275-5

 初版刊行の1958年以来、多くの大学で教科書として採用されるなど、読者から圧倒的な支持を受け続けている、超ロングセラーの教科書・参考書である。
 運動の法則の基礎については特に手厚く記述し、加えて解析力学についてはよりいっそうの注意を払いながら展開していく。著者一流の懇切、ていねいな記述は、はじめて力学を学ぶひとにとって大きな助けとなるだろう。
 このたびの「新装版」ではレイアウトを見直すなど、さらなる読みやすさへの工夫をほどこし、学習を始める際に読者が感じるハードルの高さをすこしでも低くするよう意を砕いた。
 なお姉妹書として、本書の内容を二分冊にまとめなおした『力学(I)(新装版)』と『力学(II)(新装版)』がある。

 【主要目次】1.ベクトル 速度 加速度 2.運動の法則 3.簡単な運動 4.運動方程式の変換 5.力学的エネルギー 面積の原理 6.単振り子の運動と惑星の運動 7.非慣性系に相対的な運動 8.質点系の運動量と角運動量 9.剛体のつりあいと運動 10.仮想変位の原理 11.ダランベールの原理 12.ハミルトンの原理とモーペルチューイの最小作用の原理 13.ラグランジュの運動方程式 14.ハミルトンの正準方程式 15.正準変換

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物理学レクチャーコース 電磁気学入門  

東京大学物性研究所准教授  加藤岳生 著

A5判/240頁/2色刷/定価2640円(本体2400円+税10%)/2022年11月発行
ISBN 978-4-7853-2411-7

 ★ 新シリーズ 刊行第二弾! ★

 物理学の教育・学びの双方に役立つ21世紀の新たなガイドとなることを目指し、多様化する“大学の講義と学生のニーズ”に応えるものとして刊行された、『物理学レクチャーコース』の一冊である。
 本シリーズでは、講義する先生の目線で内容を吟味する編集委員に加え、国立科学博物館認定サイエンスコミュニケーターの須貝駿貴さんと予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」講師のヨビノリたくみさんに編集サポーターとして加わっていただき、学習する読者の目線で、テキストの内容がよりわかりやすく、より魅力的なものになるように内容を吟味していただいたことも、大きな特徴の一つとなっている。

 本書は、理工系学部1年生向けの半期タイプの入門的な講義に対応したもので、わかりやすさとユーモアを交えた解説で定評のある著者によるテキストである。
 本書では、「クーロンの法則から始めて、マクスウェル方程式の導出に至る」という構成を採用した。その一方で、「電磁気学を学びながら、そこに登場する数学をその都度学ぶという構成にすると、どこまでが物理学で、どこまでが数学なのか初学者は混乱してしまうことが多い」という著者の長年の講義経験に基づき、本書の最初の2つの章で「電磁気学に必要な数学」を解説した。これにより、電磁気学と並行して、必要に応じて数学を学べる(講義できる)構成になっていることが本書の大きな特徴となっている。

 【主要目次】 電磁気学を理解するための大事な一歩 A.スカラー場とベクトル場の微分 〜全微分,grad,div,rot〜 B.ベクトル場の積分 〜線積分,面積分,体積積分〜 電磁気学入門 1.静電場(I)〜電場と電位〜 2.静電場(II)〜導体とコンデンサー〜 3.電流 4.静磁場 5.電磁誘導 6.マクスウェル方程式

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マクスウェル方程式で学ぶ 電磁気学入門  

栄東高等学校教員  竹川 敦 著

A5判/202頁/2色刷/定価2640円(本体2400円+税10%)/2022年11月発行
ISBN 978-4-7853-2276-2

 本書は、『マクスウェル方程式から始める 電磁気学』の共著者の一人である著者が、同書よりも敷居を低くし、“マクスウェル方程式から始める”スタイルでの電磁気学を初めて学ぶ方々に向けて、わかりやすさを重視して、その本質となる初歩的な内容に絞って丁寧に解説したものである。
 また、予備知識がなくても読み進めることができるように、必要となる大学レベルの数学まで含めてやさしく解説した。なお、本書で解説しきれていない項目については、『マクスウェル方程式から始める 電磁気学』や、「サポート情報」コーナーに「補足事項」を用意した(予定)。

 【主要目次】 Prologue −電磁気学に必要な数学− P1.電磁気学に必要な数学(1) P2.電磁気学に必要な数学(2) Chapter −電磁気学− 1. マクスウェル方程式 2. 一般的な導出事項 3. 静電気(1) 4. 静電気(2) 5. 静磁気(1) 6. 静磁気(2) Appendix −問題形式による本文の補足−

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ステップアップ 大学の総合化学(改訂版)  

名古屋工業大学名誉教授 理博 齋藤勝裕 著

B5判/160頁/2色刷/定価2420円(本体2200円+税10%)/2022年11月発行
ISBN 978-4-7853-3522-9

 課題設定→学習→達成度確認→新たな課題設定→… というJABEE(日本技術者教育認定制度)の認可規準に沿いながら、高校で化学を履修していない学生や文科系の学生でも理解を深めていけるように記述された一般化学の入門的な教科書として2008年に刊行され定評を得た教科書の改訂版。
 各章冒頭にその章で学ぶことを明示し、また章末にはまとめと多数の演習問題を配して達成度を確認できるようになっている。随所におり込まれた「発展学習」課題に自ら取り組むことにより、化学に対する理解をさらに深めることができる。
 今回の改訂では、刊行以来読者から寄せられたご意見を参考に各章の内容をアップデートし、演習問題やコラムを増量するなど教科書としての使い勝手をよりよくした。とくに第V部(生命化学、環境化学)では近年のトピックスをふまえ大幅に加筆・改訂し、最新の化学を学ぶにふさわしい内容となっている。

 【主要目次】序章 化学で学ぶこと 第I部 原子構造と結合 1.原子構造と電子配置 2.化学結合と分子構造 3.元素の性質と反応 第II部 物質の状態と性質 4.物質の状態 5.溶液の性質 第III部 化学反応とエネルギー 6.化学反応の速度 7.化学反応とエネルギー 8.酸化反応・還元反応 第IV部 有機分子の性質と反応 9.炭化水素の構造と性質 10.有機化合物の性質と反応 11.高分子化合物の構造と性質 第V部 生命と化学 12.生命と化学反応 13.環境と化学物質

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コ・メディカル化学(改訂版) −医療・看護系のための基礎化学−  

名古屋工業大学名誉教授  齋藤勝裕・
東京医科大学名誉教授  荒井貞夫・
北海学園大学教授  久保勘二 共著

B5判/164頁/2色刷/定価2640円(本体2400円+税10%)/2022年11月発行
ISBN 978-4-7853-3524-3

 医療・バイオ系技術者や看護師を目指す大学・短大・専門学校生を対象とした半期用教科書として2013年に刊行され、定評を得た教科書の改訂版。高校化学の内容を前提としない基礎的な化学入門から、有機反応や生体物質、および医療現場で必須となる濃度の知識などもきわめて平易に解説している。
 今回の改訂では、刊行以来読者から寄せられたご意見を参考に近年の化学のトピックスもふまえて各章の内容をアップデートし、演習問題やコラムを増量するなど教科書としての使い勝手をよりよくした。2022年度から実施されている高等学校新学習指導要領に基づく用語の変更などにも対応している。

 【主要目次】 第I部 基礎化学 1.原子の構造と放射能 2.原子の電子構造 3.周期表と元素 4.化学結合と分子 5.物質の量と状態 6.溶液の化学 7.酸・塩基と酸化・還元 第II部 有機化学 8.有機化合物の構造 9.異性体と立体化学 10.有機化学反応 11.高分子化合物 12.糖類と脂質 13.アミノ酸とタンパク質 14.核酸 −DNAとRNA−

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実践SEMセミナー −走査電子顕微鏡を使いこなす−  

元 日本電子株式会社  鈴木俊明・
東京電機大学教授  本橋光也 共著

B5変形判/172頁/定価3300円(本体3000円+税10%)/2022年11月
ISBN 978-4-7853-3526-7

 SEM(走査電子顕微鏡)は多くの研究機関や企業、大学、工業高校などに導入されており、一通り操作手順を覚えれば、比較的簡単に画像を得ることができよう。しかし実際は、観察する材料の種類や状態によって撮影条件を細かく設定することが可能で、またそうしなければ本当に観察したい実像は得られないことも多いのである。  本書は、SEMの開発にかかわり撮影指導をしてきた著者が、数多の失敗も含めた長年の蓄積を元に、どうすれば目的に適う画像が得られるのか、そのコツを豊富な具体例とともに伝授する画期的な書籍である。鉱物から金属材料、生体材料まで、SEMを使い始めた人や、ある程度慣れてはきたがいま一つ自信が持てない人、指導する立場でより確かなノウハウを身につけたい人も、本書を手にワンランク上のSEMユーザーを目指そう!

 【主要目次】1.SEMってどんな装置? 2.SEMの構成と操作のポイント 3.元素分析の基本とポイント 4.試料作製の基本とポイント 5.もっとSEMを使いこなすために

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 2022年 10月の新刊

物理学レクチャーコース 力 学  

東京理科大学教授  山本貴博 著

A5判/298頁/定価2970円(本体2700円+税10%)/2022年10月発行
ISBN 978-4-7853-2409-4

 ★ 新シリーズ 刊行第一弾! ★

 物理学の教育・学びの双方に役立つ21世紀の新たなガイドとなることを目指し、多様化する“大学の講義と学生のニーズ”に応えるものとして刊行された、『物理学レクチャーコース』の一冊である。
 本シリーズでは、講義する先生の目線で内容を吟味する編集委員に加え、国立科学博物館認定サイエンスコミュニケーターの須貝駿貴さんと予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」講師のヨビノリたくみさんに編集サポーターとして加わっていただき、学習する読者の目線で、テキストの内容がよりわかりやすく、より魅力的なものになるように内容を吟味していただいたことも、大きな特徴の一つとなっている。

 本書は、物理学科向けの通年タイプの講義に対応したもので、取り扱った内容は、ところどころ発展的な内容も含んではいるが、大学で学ぶ力学の標準的な内容となっている。したがって、本文中に登場する数式を1つ1つ丁寧に追いかけ、Exercise・Training、さらにはPracticeを活用しながら本書で力学を学び終えれば、「大学レベルの力学は身に付けた」と自信をもてる内容となっている。

 【主要目次】1.位置ベクトルと様々な座標 2.質点の運動学 3.質点の力学 〜ニュートンの運動の3法則〜 4.様々な力 5.質点の様々な運動(I)〜自由落下と抵抗のある落下運動〜 6.質点の様々な運動(II)〜振動現象〜 7.力学的エネルギーとその保存則 8.角運動量とその保存則 9.中心力のもとでの質点の運動 10.非慣性系での質点の運動 11.質点系の力学 12.剛体の力学

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物理学レクチャーコース 物理数学  

東京理科大学准教授  橋爪洋一郎 著

A5判/354頁/定価3630円(本体3300円+税10%)/2022年10月発行
ISBN 978-4-7853-2410-0

 ★ 新シリーズ 刊行第一弾! ★

 物理学の教育・学びの双方に役立つ21世紀の新たなガイドとなることを目指し、多様化する“大学の講義と学生のニーズ”に応えるものとして刊行された、『物理学レクチャーコース』の一冊である。
 本シリーズでは、講義する先生の目線で内容を吟味する編集委員に加え、国立科学博物館認定サイエンスコミュニケーターの須貝駿貴さんと予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」講師のヨビノリたくみさんに編集サポーターとして加わっていただき、学習する読者の目線で、テキストの内容がよりわかりやすく、より魅力的なものになるように内容を吟味していただいたことも、大きな特徴の一つとなっている。

 本書は、物理学科向けの通年タイプの講義に対応したもので、数学に振り回されずに物理学の学習を進められるようになることを目指し、学んでいく中で読者が疑問に思うこと、躓きやすいポイントを懇切丁寧に解説している。また、物理学系の学生にも人工知能についての関心が高まってきていることから、最後の章として「確率の基本」を設けた。
 本書で習得した物理数学を使って本シリーズ全体にチャレンジし、物理学の魅力を少しでも体験していただければ嬉しい限りである。

 【主要目次】0.数学の基本事項 1.微分法と級数展開 2.座標変換と多変数関数の微分積分 3.微分方程式の解法 4.ベクトルと行列 5.ベクトル解析 6.複素関数の基礎 7.積分変換の基礎 〜デルタ関数・フーリエ変換・ラプラス変換〜 8.確率の基本

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高校生にもわかる 物理化学 −量子化学と化学熱力学−  

東京農工大学名誉教授 理博 中田宗隆・
逗子開成中学校・高等学校教諭 岩井秀人 共著

A5判/224頁/定価2530円(本体2300円+税10%)/2022年10月発行
ISBN 978-4-7853-3525-0

  物理化学は抽象的でわかりづらい。しかも高校で教わる内容と大学で教わる内容にギャップがある。そのうえ、大学で教わって初めて理解できるようなことがらが、高校教科書にもどんどん入ってきている。どうしたら克服できるのか。
 長年にわたり大学で物理化学を教えてきた大学教員と、高校生にどうやって物理化学を理解させるか日々工夫を凝らす高校教員のコラボにより、「高校生の疑問に、大学で教える内容で、高校生にも理解できる」まったく新しい教科書が誕生した。化学を深く探究したい高校生、授業についていけない大学生、新課程の内容を整理・復習したい高校教員に、強く推薦したい。

 【主要目次】I.量子論の必要性 II.原子の波動関数 III.電子の角運動量 IV.分子の波動関数 V.物質の分子運動 VI.物質の熱平衡 VII.物質の相平衡 VIII.物質の化学平衡

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発生生物学 −基礎から再生医療への応用まで−  

東京大学教授 博士(理学) 道上達男 著

A5判/196頁/3色刷/定価3630円(本体3300円+税10%)/2022年10月発行
ISBN 978-4-7853-5874-7

 単純な形の卵がどのように成体の複雑な形を作り出すのか。そのしくみを知ることが発生生物学のすべてである。アリストテレス以来2400年以上の時間を経て、その理解は大いに深まった。とはいえ、まだ人間は生物個体を(少なくとも動物は)自らの手で一から作り出すには至っていない。
 一方、個体全体ではなくその一部を作り出したいという要望は、不具合が生じた自身のパーツを修理するという観点から日に日に高まっている。特に、21世紀に入り幹細胞の研究が目覚ましく進展する中で、臓器再生とそれを利用した再生医療は現実のものとなってきている。
 この本を読んで、発生を研究する研究者、そして、発生生物学を正しく理解した上で幹細胞研究に挑戦する研究者が増えることを期待したい。

 【主要目次】1.発生生物学の基礎と応用:総論 2.体を作るとは:発生生物学の諸概念 3.発生生物学を理解するための基礎知識 4.発生生物学を研究するための諸技術 5.無脊椎動物の発生:ショウジョウバエを例に 6.体軸決定と三胚葉形成 7.神経誘導:脳と神経のはじまり 8.細胞の再配置:形態形成運動 9.器官形成:体のパーツはどうやってできる? 10.細胞分化と幹細胞、そして再生 11.再生医療:発生生物学の応用

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 2022年 9月の新刊

コア講義 生物学(改訂版)  

元 千葉大学教授 医博 田村隆明 著

A5判/208頁/3色刷/定価2530円(本体2300円+税10%)/2022年9月発行
ISBN 978-4-7853-5245-5

 生物学のエッセンスを網羅し、これからの生命科学や応用技術分野へとつなげる基礎力を養うための教科書。
 明快な文章と独自の工夫を凝らした3色刷の図で、オーソドックスな生物学を個体レベル、ミクロ、そしてマクロの三面から幅広く解説。さらに、それらが現代の生命科学でどう発展しているのかを、随所に配置したコラムや発展学習でサポートする。各章末には演習問題と解答のヒントを用意した。
 改訂版では、ゲノム編集や核酸ワクチンなどの話題を最終章に入れるなど、各章に新規の話題を盛り込み、内容を一新した。また、全体をより正確で読みやすい記述に改めるとともに、一歩深く学習できるように重要語句に英単語を付けた。
 良い意味で「分かった気」になれる、生物学の基礎固めに最適の一冊。

 【主要目次】1.生物の種類 2.遺伝と遺伝子 3.細胞とそこに含まれる物質 4.生命を支える化学反応 5.DNA複製と細胞の増殖 6.DNAにある遺伝情報を取り出す:遺伝子発現 7.次世代個体を誕生させる:生殖と発生・分化 8.動物の器官 9.多細胞生物個体の統御 10.外敵の侵入とその防御 11.植物の生き方 12.生物の集団と生き方 13.生物の進化 14.バイオ技術

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 2022年 6月の新刊

基礎物理学選書 5A 量子力学(I)(新装版)  

東京大学名誉教授・山梨大学名誉教授  小出昭一郎 著

A5判/288頁/定価3080円(本体2800円+税10%)/2022年6月発行
ISBN 978-4-7853-2142-0

 同一著者による『基礎物理学選書2 量子論』から一歩進み、本格的に量子力学を学ぶために書かれた書。初学者でも読み通せるように、特殊関数を使い慣れないと理解しにくい記述は避け、計算もできるだけ具体的な例をとって式の変形なども省略せずに記した。本書『量子力学(I)』では主に1個の粒子の場合を、姉妹書『量子力学(II)』では主に多粒子系の場合を扱った。
 新装版ではレイアウトやデザインを見直し、誤植や用語の不統一の修正を行った。

 【主要目次】1.量子力学の誕生 2.1粒子の波動関数 3.波動関数と物理量 4.中心力場内の粒子 5.粒子の散乱 6.行列と状態ベクトル 7.摂動論と変分法 8.電子のスピン

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基礎物理学選書 5B 量子力学(II)(新装版)  

東京大学名誉教授・山梨大学名誉教授  小出昭一郎 著

A5判/226頁/定価3080円(本体2800円+税10%)/2022年6月発行
ISBN 978-4-7853-2143-7

 同一著者による『基礎物理学選書2 量子論』から一歩進み、本格的に量子力学を学ぶために書かれた書。初学者でも読み通せるように、特殊関数を使い慣れないと理解しにくい記述は避け、計算もできるだけ具体的な例をとって式の変形なども省略せずに記した。
 主に1個の粒子の場合を扱った姉妹書『量子力学(I)』に引き続き、本書では主に多粒子系の場合を扱った。読者が量子力学の本質を見失わないように、なるべく波動関数の具体的な形に立ち戻って考えることから出発するように心がけた。
 新装版では、『量子力学(I)』と同様に、レイアウトやデザインを見直し、誤植や用語の不統一の修正を行った。

 【主要目次】9.多粒子系の波動関数 10.原子と角運動量 11.数表示と第二量子化 12.相対論的電子論 13.光子とその放出・吸収

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有機化学のための 量子化学計算入門 
−Gaussianの基本と有効利用のヒント−

東京都立大学准教授 博士(工学) 西長 亨・
HPCシステムズ株式会社 計算化学シニアエキスパート 博士(工学) 本田 康 共著

B5判/224頁/2色刷/定価3850円(本体3500円+税10%)/2022年6月発行
ISBN 978-4-7853-3523-6

 量子化学計算に興味はあってもどうすればいいのかわからない、有機系をはじめとするすべての実験化学者のための「習うより慣れろ」的実践マニュアル。
 初学者でも無理なく最初のハードルを越えられるよう、計算を始めるための環境整備から、計算ソフトGaussianの基本と特性、実際の使い方から困ったときの対処法まで、具体的な応用例を示しながら丁寧に解説する。

 【主要目次】1.量子化学計算で何ができるか? 2.計算実行のための環境づくり 3.計算手法と基底関数 4.Gaussianの基本的な使い方 5.構造最適化 6.分子軌道 7.基底状態の物性 8.化学反応メカニズム 9.開殻系の取り扱い 10.励起状態の物性 11.計算を有効活用するためのヒント

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ゲノム編集と医学・医療への応用  

広島大学教授 博士(理学) 山本 卓 編

A5判/200頁/4色刷/定価3520円(本体3200円+税10%)/2022年6月発行
ISBN 978-4-7853-5873-0

 2020年に、ノーベル化学賞を受賞したことで注目を集める「ゲノム編集」。とくに医学研究や治療の分野におけるこの技術の開発スピードは目を見張るものがあり、臨床試験の段階に入る研究も複数存在し、すでに大きな効果をあげつつある治療もある。一方、ゲノム編集ツールの高額な使用料や特許の複雑性など、解決しなければならない多くの課題にも直面している。
 本書は、ライフサイエンス研究と医学研究に興味をもつ学部学生や大学院生を主な対象に、ゲノム編集の基礎から医学分野での応用や医療の現状、そして「ゲノム編集」を取り巻く倫理問題とその世界的な動向を、第一線の研究者がわかりやすく解説した、国内初の書籍である。

 【主要目次】1.ゲノム編集で利用されるツールと技術 2.ゲノム編集による培養細胞や動物での疾患モデル化 3.ゲノム編集を用いた細胞治療 4.ゲノム編集による治療の実際 5.ゲノム編集の安全性 6.ヒトゲノム編集の倫理的課題とガバナンス強化に向けて

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 2022年 2月の新刊

数学のとびら 解析入門  

東京工業大学教授  柳田英二 著

A5判/260頁/定価2970円(本体2700円+税10%)/2022年2月発行
ISBN 978-4-7853-1208-4

 「初等的な微分積分」から「本格的な解析学」へ

 大学初年次の全学教育で習う微積分・線形代数、集合論の初歩を学んだ学生向けの、本格的な解析学への入門書。  本書の特色は、「変動」という視点をより明確に意識することによって、解析学の基礎をまとめ直している点にある。これにより、初等的な微積分学から本格的な解析学へと自然な形でつなげ、解析学に特有の細かい議論を直感的に理解できるように理論を展開している。
 厳密に扱うべき事項については、既知と思われるものでもきちんと定義し直し、繰り返しを避ける場合を除いてすべての定理に厳密な証明を与えた。証明が長くなる場合には、いくつかのステップに分け、その流れがわかりやすくなるよう工夫している。
 理論的な理解を深めるため、多くの例題・演習問題を用意し、巻末にそのすべての解答を掲載。これから数学・解析学の専門的な知識を学びたいかたに好適な一冊。

 【主要目次】1.実数 2.数列と級数 3.関数の極限と連続性 4.一変数関数の微分と積分 5.関数列と関数項級数 6.多変数関数の微分 7.多変数関数の積分

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数学のとびら ルベーグ積分と測度  

名古屋大学名誉教授  山上 滋 著

A5判/296頁/定価3300円(本体3000円+税10%)/2022年2月発行
ISBN 978-4-7853-1209-1

 “もうひとつのルベーグ積分論”

 測度論を経由せず、積分を線型汎関数として捉えるというアプローチで記述された、これまでのルベーグ積分とは異なる画期的な入門書。これによって、論理的な先送りがなく、ルベーグ積分の主要結果に早い段階でたどり着くことができるようになっている。一方で、「測度」という重要な概念を軽視するものではなく、測度と積分が表裏一体であるという立場にもとづき、どのようにお互いを規定し合うのかに迫る。
 問題の解説に40頁以上の紙幅を割いており、独習の便も十分に計られている。測度論に苦手意識を感じるかた、逆に解析学の腕に覚えのあるかた、どちらにも手にとってほしい、もうひとつのルベーグ積分論。

 【主要目次】1.連続関数とリーマン積分 2.ダニエル積分 3.積分と測度 4.くり返し積分 5.$L^p$ 空間 6.密度定理と双対性 7.単調族と可測性 8.ラドン測度 付録A.集合の言葉など 付録B.位相空間あれこれ

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