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医療・看護系のための やさしく学べる化学
Basic Chemistry for Medical and Nursing Students
北里大学教授 博士(工学) 野島高彦 著
B5判/208頁/2色刷/定価2640円(本体2400円+税10%)/2023年11月25日発行
ISBN 978-4-7853-3528-1
C3043
医療技術者や看護師を目指す大学・短大・専門学校生を対象とした、半期用教科書。高校化学の内容を中心とした入門書であり、化学が苦手であっても取り組みやすいよう、豊富なイラストを用いて、やさしく丁寧に解説。また、濃度などの計算が必要な箇所には、「例題+考え方」を導入し、初心者でも安心して理解できるよう配慮した。
化学を“やさしく”(易しく・優しく)学べるよう工夫された、温もりのあるテキストである。
サポート情報
◎ 教科書採用の先生方に
・第4章の補助資料、追加の演習問題と解答
・図表ファイル(著作権の関係で一部の図表は含まれておりません)
をご用意しました。 ファイルのご利用は講義のみに限らせていただきます。
◎ 確認問題解答 第3章,第4章,第6章,第8章(以上 pdfファイル)
◎ 緩衝液のpHの式の導出(第8章 114頁)(pdfファイル)
◎ はじめに (pdfファイル)
◎ 索引 (pdfファイル)
◎ 正誤表 (pdfファイル)
新刊を紹介します☆『医療・看護系のための やさしく学べる化学』
1.この世界は粒子の集まりでできている
2.粒子はどのように集まっているのか
3.粒子の量をどのように測るのか?
4.濃度をどのように測るのか?
5.熱と反応の速さ,反応の向き
6.物質の三態変化
7.水溶液とコロイド
8.酸,塩基,pH
9.酸化と還元
10.有機化合物の世界
11.官能基で見分ける有機化合物の性質
12.有機化合物の反応
13.私たちの身体をつくる有機化合物
14.人間が開発した高分子
はじめに (pdfファイル)
1.この世界は粒子の集まりでできている
1.1 私たちのまわりにある「もの」
1.2 この世界を組み立てている粒子
1.3 元素の世界を整理する周期表
コラム1 放射性同位体
コラム2 新元素の合成
2.粒子はどのように集まっているのか
2.1 化合物があるからたくさんの物質が存在する
2.2 プラスとマイナスで結び合うイオン結合
2.3 電子を共有して結びつく共有結合
2.4 配位結合
2.5 電気陰性度と分子の極性
2.6 分子と分子を結ぶ分子間力
2.7 共有結合結晶
2.8 金属結合
2.9 さまざまな固体を分類する
コラム1 ダイヤモンドの硬さを医療に応用する
コラム2 凍ると膨らむ:水の性質
3.粒子の量をどのように測るのか?
theme1 2つの考え方を区別しよう
3.1 粒子の相対的な質量
3.2 物質量
3.3 原子の相対質量の考え方と物質量の考え方を結ぶ
theme2 化学反応式を立てよう
3.4 化学反応式の書き方
3.5 化学反応式からわかること
コラム1 なぜ原子量の基準を $\rm{^{12}C}$ にしたのか
コラム2 アボガドロ定数 $N_A$ の定義変更
4.濃度をどのように測るのか?
4.1 はじめに 〜なぜ濃度を学ぶのか〜
4.2 水溶液の濃度を考える
4.3 濃度の換算
4.4 溶液の希釈と混合溶液の調製
4.5 溶解度と飽和濃度
コラム1 痛風と尿路結石:溶けてくれないと痛い
コラム2 ppm,ppb,ppt
5.熱と反応の速さ,反応の向き
theme1 反応に伴う熱の出入りを考えよう
5.1 エネルギーと熱
5.2 温かくなる反応・冷たくなる反応
5.3 熱が関わる化学反応を記述する
5.4 ヘスの法則
theme2 反応の速さは,どのように決まるのだろう?
5.5 反応が進むための条件
5.6 平衡──逆向きの反応も進むとき
5.7 平衡の移動
コラム1 人類80億人の食料生産を支えるアンモニア合成
コラム2 触媒と酵素とタンパク質の関係を整理する
6.物質の三態変化
theme1 気体の性質を知ろう
6.1 圧力
6.2 気体の状態方程式
6.3 混合気体
6.4 気体の溶解度
theme2 物質の3つの状態を考えよう
6.5 状態変化
6.6 物質の状態変化に伴う熱の出入り
6.7 物質の温度変化と熱
コラム1 潜水病・減圧症
コラム2 打ち水の効果
7.水溶液とコロイド
theme1 溶液の性質を知ろう
7.1 水に溶けるときの仕組み
7.2 浸透圧
7.3 溶液になると現れる性質
theme2 溶液,コロイド溶液,懸濁液の違いは何だろう?
7.4 コロイドの世界
7.5 さまざまなコロイド分散系
コラム1 プールの水と海水
コラム2 浸透圧と保存食
コラム3 巨木はどのように水を汲み上げているのか?
8.酸,塩基,pH
8.1 酸と塩基とは
8.2 酸と塩基を化学的に定義する
8.3 酸と塩基の価数
8.4 酸と塩基の強さ
8.5 電離平衡と電離定数
8.6 水素イオン濃度
8.7 中和反応と塩の性質
8.8 緩衝作用
コラム1 酸性河川中和事業
9.酸化と還元
9.1 酸素のやり取りが行われる化学反応
9.2 水素のやり取りで考える酸化と還元
9.3 酸素も水素も関わらない反応で酸化と還元を考える
9.4 特定の物質に限定されることなく酸化と還元を考える──酸化数
9.5 酸化剤と還元剤
9.6 身近な酸化還元反応
コラム1 なぜ「まぜると危険」なのか?
コラム2 血糖値センサー
10.有機化合物の世界
theme1 有機化学の世界を見てみよう
10.1 なぜこれだけの種類があるのか
10.2 炭化水素──有機化合物の基本
theme2 有機化合物の構造を記述しよう
10.3 官能基と炭化水素基の組み合わせで考える
10.4 有機化合物の化学式を考える
theme3 異性体とは──同じ原子を同じ数だけ含む異なる物質
10.5 構造異性体──結合の順序の違い
10.6 立体異性体──空間的配置の違い
コラム1 立体異性体と人間の感覚
コラム2 立体異性体と医薬品
11.官能基で見分ける有機化合物の性質
theme1 官能基を見れば,水に溶けるかどうかわかる?
11.1 親水基と疎水基
theme2 官能基に含まれる元素で分類しよう
11.2 酸素を含む有機化合物
11.3 ベンゼン環を含む有機化合物
11.4 窒素を含む有機化合物
コラム1 フルーティーなエステルの香り
コラム2 爆薬でもあり狭心症の薬でもあるニトログリセリン
12.有機化合物の反応
theme1 4種類の反応をおさえよう
12.1 反応の記述方法と反応パターン
12.2 付加反応
12.3 脱離反応
12.4 置換反応
12.5 転位反応
theme2 身の回りの有機化学反応
12.6 油脂とセッケンの化学
12.7 酸無水物を用いてエステルやアミドをつくる
12.8 酸化還元反応
コラム1 あなたは飲酒しても大丈夫な体質か?
コラム2 プロドラッグ:ターゲットに到達してから効き目を発揮する薬
13.私たちの身体をつくる有機化合物
13.1 生命現象に深く関わる分子──生体分子
13.2 糖質
13.3 アミノ酸,ペプチド,タンパク質
13.4 アミノ酸
13.5 ペプチド──アミノ酸がつながったもの
13.6 タンパク質
13.7 脂質──油によく溶けるもの
13.8 核酸──情報分子
コラム1 インフルエンザ治療薬の化学
コラム2 遺伝情報記録媒体としての核酸
14.人間が開発した高分子
14.1 合成高分子──プラスチックとその仲間
14.2 合成高分子の大きさを考える
14.3 さまざまな合成高分子と,それらの合成方法
14.4 付加重合で合成される高分子
14.5 縮合重合
14.6 その他の重合
14.7 熱に対する性質──熱硬化性と熱可塑性
14.8 先端材料
コラム1 生分解性縫合糸で抜糸のいらない手術
コラム2 石油から紙をつくる:選挙の投票用紙
索引 (pdfファイル)
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野島 高彦
のじま たかひこ
1968年 東京都に生まれる。中央大学理工学部卒業、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。早稲田大学客員講師、九州大学助手、東京大学助手・助教、北里大学講師・准教授などを経て現職。専門は生体高分子化学。主な著書に『誰も教えてくれなかった実験ノートの書き方』『はじめて学ぶ化学』(以上 化学同人)、『ソフトマテリアルの応用展開 』(共著、シーエムシー出版)などがある。
(情報は初版刊行時のものから一部修正してあります)
コ・メディカル化学 (改訂版)
医療・看護系のための 化学入門
メディカル化学 (改訂版)
薬学系のための 基礎化学
医療・看護系のための 生物学(改訂版)
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